ワードプレス(Word Press)は無料で使え、機能性と自由度の高さから、圧倒的な人気を誇るホームページ作成ソフトです。ワードプレス事態にブログとしての機能やページを更新するための仕組みが組み込まれているため、サイトを制作・更新までが簡単にできます。さらに、HTMLやCSSの知識があれば、簡単に多機能なホームページを作成することができるため、個人ブログから企業のコーポレートサイトまで幅広く利用されています。
ワードプレスのメリットとデメリット
ワードプレスは元々、制作会社のデザイナーが行うプロ向けのツールです。プロの要望に応えた拡張性と自由度があります。そして無料で提供されていることも大きなメリットです。反対にデメリットというと、自由度が高いということは、それだけに必要な作業が増えます。基本的には各設定作業を自分ですべてやる必要があります。ですのでお金というコストがかからないものの、ワードプレスの各種設定作業の「学習時間」と設定そのものの「作業時間」の二点で「時間」というコストがかかってしまいます。
メリット | デメリット |
拡張度と自由度が高い | 自由度が高い分、必要な作業が多い。 拡張性が高い分、色々な組み込みを行うと管理が大変に。 |
無料 | すべて自分で行う必要があるため、学習時間と作業時間がかなり取られる。 |
ワードプレスのメリット
- おしゃれでかっこいいデザインのテーマテンプレートが豊富
- 無料でシステムを使うことができる
- ブログのようにページ作成・更新ができる
- やりたいと思ったことはなんでも実現できる
- カスタマイズが自由自在
- プラグインを使うことで、いろいろな機能を追加できる
- 利用者が多いのでワードプレスに関する情報がたくさんある
ワードプレスのデメリット
- 個人で作るには専門知識が必要
- 集客力のあるデザインのホームページを作るにはスキルが必要
- SEO対策は自分自身で行う必要がある
- カスタマイズするにはワードプレスの独自関数の知識が必要
- 更新できる箇所はほんの一部になることも
- 不正アクセスを防ぐためのセキュリティ対策が必要
- 使い方がわからないときに電話でサポートしてもらえない
- システムのバージョンアップ
ワードプレスでホームページを作成する手順
ホームページの仕組み自体は、用途に関係なく同じで、8つの手順に分かれます。
- コンセプトをまとめる
- 構造を設定する
- コンテンツを用意する
- ドメインを取得する
- レンタルサーバーを用意する
- ワードプレスをインストールする
- コンテンツをワードプレスに入れる(アップロード)
- SEO(検索エンジン最適化)対策をする
ここからは、それぞれの手順について解説させていただきます。
-
コンセプトをまとめる
まずは、そのホームページで何をするかが重要です。例えばビジネスをしたい!情報を発信したい!などです。用途によっては今後の作成や運営の仕方が変わります。この段階ではまず目的を決めることに集中しましょう。
-
構造を設定する
構造を設定するときは、多くの人が見慣れたホームページのスタイルから構造パターンを選ぶと効率的でしょう。構造が大事な理由は複数のページのつながりを明確にできるからです。通常のホームページは膨大なページで構成されています。1枚の紙のようにインターネット上にあるわけではありません。カテゴリーによって分類されています。さらに全体を見わたせるトップページがあって、そのページからより詳しく説明する別のページにリンクしています。この構造は、サイト運営者自身が決める必要があります。ワードプレスで実際にホームページを制作するときは、テーマを選び、設定することで自動的に醸造を設定することも可能です。
-
コンテンツを用意する
ユーザーがホームページを見やすいように体裁を整えましょう。画像には写真・図表などがあり、文章に比べて一瞬で伝えられる情報量が多いので有効活用しましょう。動画の撮影もホームページへの取り組みも手軽になったので、取り入れてみるのもいいかもしれません。
-
ドメインを取得する
インターネット上でのホームページの名前をドメインと呼んでいます。世界に一つだけの記号でブラウザに入力すると作成したホームページがが表示されます。ドメイン取扱い業者に申し込んで取得します。年間で数千円程かかります。
-
レンタルサーバーを用意する
準備したコンテンツをドメインで、インターネットからアクセスしてもらう為には専用の場所が必要です。それがサーバーです。サーバーの維持は大変ですのでレンタルサーバー会社から必要な分のサービスを借りるのが良いでしょう。
-
ワードプレスをインストールする
ワードプレスをインストールすると、インターネットに公開するページはもちろん、それらのページを作ったり管理ページも同時に使えるようになります。自由度の高い機能が多く、最初から全てを理解はできません…。まずは全体の知り使い方に慣れていくのが近道です。
-
コンテンツをワードプレスに入れる(アップロード)
ワードプレス上でコンテンツをアップロードできインターネット公開が便利です。文章を作成した後すぐに公開も可能です。写真や図表はもちろん、動画の取扱いもスムーズに出来ます。
-
SEO(検索エンジン最適化)対策をする
ワードプレスの機能を強化するプラグインを利用すれば、効率的にSEO対策ができます。SEO対策向けのプラグインは多く公開されています。
ワードプレスは更新頻度の高い企業サイト、複数人で運用する時におすすめ
更新頻度の高い企業サイト
プレリリースやお知らせなど、定期的にユーザーに対して情報発信する企業サイトはワードプレスにはうってつけです。簡単に更新作業ができるため、より活発な情報発信へと繋がります。
複数数人で運用する
ライターを多く設け、それぞれに記事執筆を担当させたい場合にワードプレスはおすすめです。ライターごとに自分が担当する記事のみ編集権限を設定できるため、ライターが仮に不適切な行動を行っても影響を軽減することが出来ます。
ワードプレス制作にオススメな本3選
WordPress標準デザイン講座20Lesson【第2版】
基本的な部分についても学ぶ事ができ、ワードプレスのテーマについてもファイルの仕組みなども理解できるようになります。レッスン形式で1つずつ理解を深める方法なので、確実にWordpressのを理解することができるでしょう。
WordPress標準デザイン講座 20LESSONS【第2版】 | 野村 圭, 石原 隆志 |本 | 通販 | Amazon
いちばんやさしいWordpressの教本 第3版 人気講師が教える本格WEBサイトの作り方
いちばんやさしいWordPressの教本 第3版 人気講師が教える本格Webサイトの作り方 「いちばんやさしい教本」シリーズ | 石川栄和, 大串 肇, 星野邦敏 | 工学 | 本 | Amazon
本当によくわかるWordpressの教科書 はじめての人も、挫折した人も、本格サイトが作れる
こちらは教科書というより、説明書に近くわかりやすくかかれています。ネットで仕事をする人(ブロガーやアフィリエイター)向けではなく、個人経営の店舗向けで初歩の初歩殻解説しています。説明に関しては全てカラーの図解入りになっているので非常にわかりやすく、知識が全くなくても理解することができるでしょう。専門的な知識については解説されていないので、この本を読み進めていけば、難しい知識は一切不要でワードプレスのホームページを構築することが出来ます。
本当によくわかるWordPressの教科書 改訂2版 はじめての人も、挫折した人も、本格サイトが必ず作れる | 赤司 達彦 |本 | 通販 | Amazon