「競合院が増えて患者さんが流れてしまっている」
「地域に接骨院が多すぎて、思うように集客できない」
などと、どんなに評判が良い接骨院でも、競合が増加している現状から集客をキープすることに悩んでいるサロンも多いのではないでしょうか。また、接骨院には広告規制があるために、大々的な広告展開によって集客を図れないという事も悩みの1つにありあます。
そこで、接骨院が効果的で適切な集客を図るにはどのようにすればいいか、それぞれのターゲットに向けてのアプローチ方法をご紹介します。
接骨院の集客が難しい理由
個人経営の接骨院のなかで、5年後に経営を続けていられるのは2~3%と言われています。新しい接骨院ができては、数院が閉院していくという状況を目のあたりにしている人も多いのではないでしょうか。
それは、国家資格が必要な接骨院以外にも、無資格のマッサージサロンや整形外科などと競争しなければならいない現状にあります。接骨院は、競合院が増えることで必然的に集客が難しくなります。
また、接骨院の経営が厳しい現状にある理由の1つとして、柔道整復師が大きく増えている点が挙げられます。柔道整復師は、接骨院、スポーツトレーナーとして活躍できる国家資格です。平成20年からの10年間で、約3万人もの柔道整復師が増えています。
柔道整復師によつ接骨院の数が増えたことで、競争激化となり、充分な通院者を獲得できず廃業に追い込まれる接骨院が増えています。。
3つのターゲットにアプローチ
接骨院において集客のアプローチ方法を考える場合、新規患者と既存患者、しばらく来院のない休眠患者の3つに分けて考えましょう。それぞれのアプローチ方法にどのような違いがあるのか紹介していきます。
新規患者
現代では、WEB上での情報収集が主流となっています。新規のサービスを利用する際は、WEB上で検索したり、周りからのクチコミを聞いて訪れるという方が多くなっています。接骨院も同様で、自院の存在を知らない新規患者には、まず自院をしってもらい、「ここなら行ってみたい!」と思ってもらうことが重要です。
WEB上のアプローチは、ホームページの設置や、Googleマイビジネスに登録してGoogleに表示させるようにしたりする方法があります。他にも、SNSでのクチコミを活用する方法があります。また、近隣の方や通りすがりの方へのアプローチとして、自院の場所がハッキリと分かる看板や接骨院であることが目に留まるようなのぼり旗の設置をすることで集客も合わせて行うのがオススメです。
新規患者者については、初回の施術を充実させることが何より重要です。
既存患者
アフターフォローをし、新規患者に再来院をしてもらうこと、既存患者に対しても定期的に来院してもらえるようにすることが重要です。
例えば、SNSやクチコミなどを活用して、クチコミを記載してくれた人には次回分のサービス券や施術時間の延長サービスなどを提供したり、新規患者を紹介してくれた場合には、「紹介キャンペーン」として、特別特典や割引特典を提供するなどして、何度も通っていたただけるように促すと良いでしょう。
休眠患者
しばらく来院のない休眠患者へのアプローチは、「思い出してもらうこと」がポイントです。休眠患者は、すでに何度か来院したことがあり、自院の存在は知っているため、新規患者へのアプローチのように院内のことを1から知ってもらうための説明は必要ありません。
DMやチラシ、SNSを活用して、「その後は変わりないか」など休眠患者への気遣いとともに、新たなメニューの紹介や割引特典をつけるなどのアプローチが有効です。
接骨院が書くべきコンテンツ記事の内容
まず、貴院にはどんな患者さまが来院するのか、どんな患者さまに来ていただきたいのかを明確にしましょう。その患者さまが接骨院を探すときに、どんな疑問を持っているのかを考えるとコンテンツ内容がハッキリしてくると思います。患者さまの疑問とその答えになる内容、そしてアピールしたい内容を箇条書きで見やすく書き出していくと良いでしょう。
- 自院の信頼感と安心感を上げる
- どんな雰囲気なのか知ってもらう
- 訪問するための問い合わせ先
これらは、欠かせないコンテンツ内容・項目です。
症状別の原因と解決方法
「どのような症状でお困りですか?」「体のどの部分に問題がありますか?」など、親しみやすい言葉で診療内容や部位別の症状といった項目にまとめることで、訪れた人に内容がより分かりやすくなります。他にも、「骨折」「脱臼」といった診療内容や、「腰」「肩」といった部位別の症状にはどう解決していくのかなど、イラストをクリックするとより詳しい説明が見れるようにすると、患者さまの悩みに寄り添うことができるでしょう。
施術内容や施術の流れなどを、具体的に盛り込むことがポイントとなります。
設備について
信頼度と並んで、重要なのがどんな雰囲気なのか知ってもらう事です。院内の写真を用いて、雰囲気や特色などを知ってもらいましょう。
例えば、
- 受付
- 待合室
- 施術スペース、施術器具
- 駐車場
です。来院してもらえる可能性が高いので、しっかりアピールしましょう。
アクセス方法
接骨院のコンテンツには、訪問を検討しているユーザーに自院の情報を提供するという役割もありあります。アクセス情報や近隣にある施設などのデータを詳しく記載しましょう。
合わせて、営業日や定休日、連絡先などの情報を記載すると、より新設なコンテンツとなります。ユーザーが迷うことなくライン出来るように、データを整備しておくことが大切です。
いかがでしたでしょうか。
最初からたくさんの文章を書くとなると気が重くなりますが、1段階ずる整理することで、自院の強みをアピールできるコンテンツになり集客・流入につながる事でしょう。